『手紙』という曲

今日、うちの理事長の認知症講演会で、
講演後、公民館の方から、ある詞が紹介されました。


樋口了一さんの『手紙』。

ご存知の方も多いと思います。

これは老いた親から、子に送られたメッセージ。


認知症の人も、忘れてしまう記憶障害がある中で、失う怖さを自覚して闘っている。

うちの利用者は全員認知症。

その人達の言葉は切ない。

『分からないことばかり。でも分からなくなっている事は気づいてしまう。 ごめんなさい。』と。

樋口さんの『手紙』は、そんな老いていく自分を子どもに伝えている。

でも決して、『分かってくれ』という強い想いではなく、『ごめんね。お願いね。』という優しいメッセージ。


私の親はまだまだ現役だけど、最近忘れっぽい祖母を想うと泣けてきた。


そう、祖母も老いていく喪失感を体験しながら、頼りたいんだよな。


祖母の失敗を訂正してしまったこと、後悔する。

祖母は、私を可愛がっていろんな所に連れて行ってくれた。


今こそ、私が祖母孝行したいと改めて想えた曲でした。



2010年05月20日 Posted by☆りん☆ at 01:15 │Comments(2)

この記事へのコメント
祖母孝行、いいことだね
俺も中3までオカンが仕事で居ない時とかばぁちゃんにきてもらってて今はたまにはぁちゃん家いくんだけどもう90だから目も足も悪いさ
Posted by グリコ at 2010年05月20日 01:27
グリコさん☆
親孝行だけでなく、家族孝行はしたいですよね。
日頃の感謝のキモチは言葉や行動で伝えたいです。
それだけでも孝行になるんかなぁと思います。
Posted by ☆りん☆ at 2010年05月20日 01:34
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